末期癌のむくみはマッサージクリームで緩和

癌の末期は、肝機能が弱る事によって水分代謝が出来なくなって来ます。
そうなると、腹水がたまったり、体がどんどんむくんできます。

そんな時、病気のご本人も自分の意思で言葉を出す事が難しくなっている場合もあります。
どこが苦痛で、どうしてほしいのかがあっても言えないのはつらい事です。

周囲もどうしてあげたらよいのかわからなくて、間違った対処をしてしまい、
良かれと思って一生懸命した事が、かえって苦痛を与えてしまう場合があります。

癌末期の足のむくみは、まるでゾウの足のように酷くむくんでしまいます。
どうしても足元からむくんでいきますので、足は水枕のように冷え切ってしまうのです。
押すと深くへこんで、なかなか戻りません。
歩くのもままならず、とても痛みを感じます。

そこで、なんとかむくみを解消しようと、強引にマッサージしてしまうと、
見た目は一旦解消されたかのようになりますが、
揉み返しが酷くて打ち身のように痛くなってしまう事があります。
ぎゅうぎゅうと足の裏を押したり、ふくらはぎを強くもむと、まるで粘土のようにへこみます。

その際に、介護士が実践するマッサージは、無理に揉むのではなくマッサージクリームを使用します。
クリームをたっぷりと手に付けて、優しく滑らせるように上へとあげていくと、患者さんに負担なくむくみを和らげてあげる事が出来るのです。
力を入れる必要はまったくなく、水分が上へと流れるようなイメージで、少し行っただけでも目に見えてすっきりします。
どのような原因であっても、むくみの緩和には効果があるマッサージ方法です。

癌の末期の場合は、マッサージしたとしても水分がリンパを通って移動しているだけなので、
あくまでも緩和になってしまう事は仕方がありません。
でも、むくみは本人にとっても大変苦しいものなので、少しでも和らげてあげたいものです。

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